みなさんはお坊さんのやっている修行をご存知でしょうか? おそらく真っ先に思い浮かぶのは、冷たい滝に打たれて精神を鍛える「滝行」でしょう。 その様子を見たときに、「あー、辛そうだな」と思う方もいるかもしれませんが…。 実は世の中にはもっと過酷な修行がたくさんあるのです。 常人には到底耐えられない、あまりにも過酷な修行をご紹介します!
1300年で達成者は2人だけ “大峯千日回峰行”
出典: 塩沼亮潤大阿闍梨
大峯千日回峰行は、奈良県吉野山にある金峯山寺蔵王堂から24㎞先にある山上ヶ岳(1719m)頂上にある大峯山寺本堂までを1000日間往復する修行です。
1度この行に入ると途中でやめることは決して許されません。雨の日も風の日も嵐の日も、体調が思わしくない日でも1日たりとも休むことはできず、万が一途中で行をやめざるを得ないと判断したならば、所持している短刀でもって自ら腹を切り、行を終えるという厳しい掟があります。
山川草木などあらゆるものに仏の姿を感じながら歩く距離は、なんと4万8000kmと地球1周分(約4万km)以上の距離です。
この修行を満行すると、行者は大阿闍梨と称され土足で宮中に参内することが許されます。