砂糖をとりすぎると体内はどうなる?45分以内に起きている変化

| Suzie(スージー)
砂糖をとりすぎると体内はどうなる?45分以内に起きている変化

ふと甘いものが食べたくなることはありませんか? 冬期限定のチョコレートが売られていると、つい買ってしまう人も多いはず。

しかし糖分をとり過ぎると、外見上はなにも変化がなくても、体のなかでは大きな変化が起きているようです。イギリスのサイト『The Independent』より、砂糖の大量摂取後に起きる変化をご紹介します。

■食べてから0~15分後

砂糖と細菌が口のなかで混ざり合い、酸がつくられます。これが、歯のエナメル質を痛めます。

■食べてから15~30分後

摂取された砂糖が胃を通過し、小腸に届きます。そして血流に分解、吸収されます。さらに膵臓からインスリンが分泌され、エネルギーに変換されます。これは、その後全身の筋細胞に運ばれます。しかし血液中に糖質がたくさんあると、余分な糖質は肝臓に運ばれ、脂肪として蓄えられます。

この間、体は大幅な糖とエネルギーの上昇をストレスの結果としてとらえ、コルチゾールとエピネフリンを放出します。これらのホルモンは、心拍数や血圧を上昇させます。

■食べてから30~45分後

脳内のドーパミンが分泌されます。そして次に、シュガークラッシュが起きます。これはインスリンとストレスホルモンが分泌され、血糖値の劇的な低下を引き起こします。血糖値の低下によって、頭痛が起きる場合もあります。

これに応じて、ストレスホルモンが血糖値を安定させようとし、肝臓が働きます。このプロセスのなかのどこかでは、糖分が胃や腸に残り、痛みを感じたり、不快感や鼓腸を起こしたりします。

■食べてから45分を過ぎると?

上下するホルモン値が、免疫系に避けられない悪影響を与えます。一時的に有害な影響に対応することができなくなります。

これはすべて、どれだけの量の砂糖をとったか、そしてあなたの代謝によって左右されます。しかし場合によっては、砂糖の大量摂取後、最高5時間免疫系が抑制されます。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー