砂糖をとりすぎると体内はどうなる?45分以内に起きている変化 (1/2ページ)
- タグ:
-
砂糖
![](https://image.dailynewsonline.jp/media/4/1/41ceb396bf15e88af2db9df4def8f5e29af8e5cf_w=666_h=329_t=r_hs=2a6f59fb871ee9e109efa7ee99c7b3ae.jpeg)
ふと甘いものが食べたくなることはありませんか? 冬期限定のチョコレートが売られていると、つい買ってしまう人も多いはず。
しかし糖分をとり過ぎると、外見上はなにも変化がなくても、体のなかでは大きな変化が起きているようです。イギリスのサイト『The Independent』より、砂糖の大量摂取後に起きる変化をご紹介します。
■食べてから0~15分後
砂糖と細菌が口のなかで混ざり合い、酸がつくられます。これが、歯のエナメル質を痛めます。
■食べてから15~30分後
摂取された砂糖が胃を通過し、小腸に届きます。そして血流に分解、吸収されます。さらに膵臓からインスリンが分泌され、エネルギーに変換されます。これは、その後全身の筋細胞に運ばれます。しかし血液中に糖質がたくさんあると、余分な糖質は肝臓に運ばれ、脂肪として蓄えられます。
この間、体は大幅な糖とエネルギーの上昇をストレスの結果としてとらえ、コルチゾールとエピネフリンを放出します。これらのホルモンは、心拍数や血圧を上昇させます。
■食べてから30~45分後
脳内のドーパミンが分泌されます。そして次に、シュガークラッシュが起きます。これはインスリンとストレスホルモンが分泌され、血糖値の劇的な低下を引き起こします。血糖値の低下によって、頭痛が起きる場合もあります。
これに応じて、ストレスホルモンが血糖値を安定させようとし、肝臓が働きます。このプロセスのなかのどこかでは、糖分が胃や腸に残り、痛みを感じたり、不快感や鼓腸を起こしたりします。
■食べてから45分を過ぎると?
上下するホルモン値が、免疫系に避けられない悪影響を与えます。一時的に有害な影響に対応することができなくなります。
これはすべて、どれだけの量の砂糖をとったか、そしてあなたの代謝によって左右されます。しかし場合によっては、砂糖の大量摂取後、最高5時間免疫系が抑制されます。