くいだおれ人形は「シュッとしてない」?(sakuraさん撮影、flickrより)
「君はシュッとした体形しとるし、顔立ちもシュッとした感じやから、たぶんシュッとした格好の方が似合いそうやなあ」なんだか混乱してしまいそうな上の台詞、あなたはスラスラと理解できただろうか。実は、上に挙げた3つの「シュッとした」、それぞれの意味は微妙に異なるらしいのだ。順に説明すると、それぞれ「細身」・「ハンサム」・「スタイリッシュ」に近いニュアンスとなるらしい。
「細身で~」という意味の「シュッとした」は、全国でもよく使われているはず。しかし、「ハンサム」や「スタイリッシュ」といわれてもどうもピンとこない、そんな読者も多いのではないだろうか。
実はこの「シュッとした」という表現は、「全国大阪弁普及協会」によればもともと大阪弁なのだという。そのため、関西ではシチュエーションに合わせて幅広い意味で使われる、非常に便利な言葉なのだそうだ。
この「シュッとした」、共通語でなんて言う?関西人が用いる「シュッとした」という表現。もともとは、「先が締まっていて、細く無駄のない形」を指す擬音語だったそうだ。その対象が、顔やデザインなどに広がるにつれ、細かいニュアンスが枝分かれしていったのだと推測できる。
では、それぞれの意味について実例とともに詳しく見ていこう。
まずは、比較的メジャーだと思われる「細身」という意味から。