世界保健機関(WHO)は今年3月、平均的な大人の1日の砂糖摂取量を25g未満に抑えるよう呼びかける指針案を発表しました。
これはティースプーン6杯分で、炭酸飲料1缶分に含まれている砂糖(約40g)よりも少ないのです。
砂糖の摂取をこれくらいまで抑えないといけないということは、それだけ体に悪いということ。
今回は『The Health Site』の記事を参考に、砂糖が健康によくない10の理由をまとめてみました。
■1:心臓病になる危険性がある
肥満はもちろんですが、砂糖の摂取は心臓や動脈に影響するので、心血管疾患や心臓発作のリスクも増えることになります。
はちみつや果物など健康によさそうな種類の糖でさえ、LDLまたは悪玉コレステロールを増加させて動脈を収縮させ、血糖値やインスリンを上昇させます。結果的に心臓病や糖尿病になるリスクも増えてしまうのです。
■2:アルコールや薬物中毒のように脳を騙す
タバコもお酒もそれほど嗜まない健康的な生活をしているなら、砂糖も摂りすぎないように気をつけるべき。甘いだけのお菓子は卒業して、間食も健康的なものを選びましょう。
脳内にドーパミンと呼ばれる神経伝達物質を放出するので、砂糖は依存性が高いのです。
■3:より空腹になる
甘いものはあくまで間食で、空腹を満たす食品としては役に立ちません。
事実、砂糖の摂取は、飢餓ホルモンであるグレリンの濃度を増加させ、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を担うレプチンやインスリンの循環を減少させてしまいます。
■4:肝臓の病気のリスクがある
食べものに含まれる砂糖は、グルコースとフルクトースの2種。
グルコースは人間にとって重要性の高い物質ですが、フルクトースは生理学的重要性が低いもの。しかし、多くの砂糖はフルクトースを含んでいます。
肝臓や身体がエネルギーを欲するとき、フルクトースはグリコーゲンに変換されます。