http://www.shutterstock.com/
『非正規労働者』という言葉がよく聞かれるようになりましたが、法律的には『非正規労働者』という定義について明確にされているわけではありません。
ここでは『非正規労働者』とは契約社員や派遣社員、パートタイマー、アルバイトの方と定義させていただきます。非正規雇用の方は退職金なども基本なく、老後の資金も自分で考えなければなりません。
今回は老後の資金の作り方、そして今使える制度をファイナンシャルプランナーの筆者がお伝えします。
■税金の恩恵が大きい「確定拠出年金」
老後資金を目的とするのなら『確定拠出年金』がオススメです。
『確定拠出年金』には“企業型”と“個人型”がありますが、今回は“個人型”についてご説明致します。
企業年金制度(厚生年金基金など)や企業型確定拠出年金のない会社にお勤めの方が加入できます。
皆さんが金融機関と金融商品を選び毎月掛け金を支払います。投資信託などで運用を行なう場合、運用の成績によって受け取る金額は変わります。
『確定拠出年金』の一番のメリットは“税金の恩恵が大きいこと”です。
毎月の掛け金は5,000円から2万3,000円の間から選べ、その全額が所得控除できます。これは課税所得が195万円以下の方なら所得税と住民税を合わせて毎年15%の税金がかかりますが、確定拠出年金で毎月1万円ずつ積み立てた場合、年間12万円の15%分の1万8,000円税金が安くなるということです。
これが掛け金を支払っている間ずっと続きます。
他にも運用中の運用益は非課税ですし、受け取る際にも税制の優遇措置があります。
メリットが多い『確定拠出年金』ですが、デメリットも知っておきましょう。
老後資金ということで60歳まで引き出せないこと、加入時に口座開設の手数料が必要なこと、毎月口座管理料がかかるということです。口座管理料はそれぞれの金融機関で違いますので注意しておきましょう。