非正規雇用の方必見!「老後の資金」と今使える制度を知ろう (2/2ページ)
60歳まで引き出せないということを頭に置いて現在の生活に支障のない範囲の掛け金にしておくことも重要です(金額の変更は年に1回可能)。
■キャリアアップに活用したい「教育訓練給付金」
非正規雇用ではなく正社員になりたいと希望している方もいらっしゃるかと思います。そういう方の場合、アピールできる1つの武器が“資格の取得”です。
資格の取得に使えるのが雇用保険の『教育訓練給付金』です。
厚生労働大臣の指定となっている専門学校等で受講した受講費の20%(上限額は10万円)が支給されます。資格試験の合格・不合格は関係ありません。
受講開始日に雇用保険の被保険者であり、同一事業所での雇用期間が3年以上という条件がありますが、初めてこの給付金を受ける方は同一事業所での雇用期間が1年以上あればOKとなります。
詳しくはハローワークに尋ねていただければと思いますが、資格の取得には自分の興味のあること、向き不向き、その資格に需要があるかなども調べておきたいところです。
いかがでしたか?
非正規雇用の方に向けてということで今回執筆しましたが、現実はかなり厳しく今の生活で精いっぱいでとても老後の資金まで手が回らないという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、老後は必ずやってきます。
今少しでも税金を安くできる『確定拠出年金』を利用し、毎月5,000円でもよいのでコツコツ積み立てること、資格の取得に挑戦したいと考えている方は『教育訓練給付金』を利用するなど、恩恵に与れることは見逃さないようにしていきたいものです。
(中村真里子)
【画像】
※ KPG Payless2 / Shutterstock