とりすぎ注意!塩分が多く含まれている「お酒のシメ」トップ10

| Suzie(スージー)
とりすぎ注意!塩分が多く含まれている「お酒のシメ」トップ10

忘年会の多いこの季節、寒さも相まって、お酒のシメに味の濃いものが食べたくなってしまうことはありませんか?

でも、ちょっと待って! お酒のシメに選びがちな品々に、どれぐらいの塩分が含まれているかご存知でしょうか?

厚生労働省が12月9日に発表した「平成26年国民健康・栄養調査 結果の概要」によると、2014年の成人1日当たりの塩分平均摂取量は男性で10.9g、女性が9.2g。

同省がすすめる1日の摂取量は、男性が8g未満、女性が7g未満(「日本人の食事摂取基準2015年版」)ですから、男女ともに2g以上オーバーしています。その2g、まずはお酒のシメから減らしてみませんか?

今回は、管理栄養士の望月理恵子さんに、塩分の高い「お酒のシメ」トップ10を伺いました。サラッとおなかに入ってしまうこんな一品に、じつはかなりの塩分が。

■10位:塩おにぎり1個(塩分0.6g)

握るとき手につける塩のほか、海苔にも塩分があります。ですから海苔がご飯をすべて包んでいると、もう少し塩分はアップします。また、味つけ海苔は醤油や砂糖などを使った調味液を塗ったものなので、さらにアップ。

具材も、梅干し1個で2.2g、たらこ、高菜漬け、ツナマヨで0.5gほど塩分が増えるので侮れません。

■9位:焼きおにぎり1個(塩分0.8g)

醤油を塗って焼く調理法なので、その分、おにぎりよりも塩分が多めです。ただ、海苔を巻かないので、塩分量はおにぎりと大きくは変わりません。

■8位:みそ汁(塩分1.3g)

インスタントでは0.2gほどアップ。カツオだしよりも昆布だしを使った方が、塩分は高めになりがちです。

具はわかめ、しじみ、あさりなど、海のものは塩分が高く、きのこ、豆腐、かぶなどは塩分が1g未満のものが多いとのこと。毎日食べている場合は、具材に工夫して塩分を抑えたいものです。

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