【テレビ・ラジオ業界の企画職】放送作家になるには? 現役作家に選考突破のポイントを聞いてみた

| 就活スタイル

テレビの企画や台本をつくる放送作家。いま放送作家になるためには放送作家事務所に所属するのが近道と言われます。ではその採用面接ではどんなことをしているのか? 約3年前に某大手放送作家事務所の面接を通過し、放送作家として活躍しているBさんに当時の話を聞きました。

――まず放送作家事務所の面接は、どうすれば受けられるんですか?

うちの事務所は放送作家の養成スクールをやっているんですが、そこに1年間通った生徒だけが受けられるシステムになっています。なのでまず学校に入学する必要がありました。そこで授業に出て、課題をこなしつつ、やっていけそうだと判断されたら採用面接に呼ばれます。

――スクールに入学したとして、最終的に事務所に所属できるのは何人ですか?

僕の時は1クラス25人ぐらい、合計2クラスあって、スタートは全部で50人くらいの生徒がいました。そこから次第に来なくなる人もいて減っていくんですが、面接に進んだのが5、6人。合格して放送作家になったのは3人でした。

――かなり人数が絞られるんですね。面接はどんな内容だったんですか?
面接官は5~6人いたでしょうか。僕たち受ける側も5~6人いて、同時に面接されました。ほとんどの質問は社長がするんですが、その時はまず、好きなテレビ番組と嫌いなテレビ番組を聞かれましたね。あとは、好きなタレントと嫌いなタレントの名前を挙げるっていう。

――まずはテレビの話題からですか。でも、嫌いなタレントなんて正直に答えて、つっこまれたりするんですか?
誰の名前を答えたか覚えてないんですが、確か「おぉ……(頷く)」って言われました。

――そんな感じなんですね…… 
そこは雑談レベルというか、特に追求されることもなかったです。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー