まさに革命!? 大学生が発明した「カレーに乗せてはいけない福神漬け」ってなに?

| 学生の窓口

カレーライスの定番の付け合わせである福神漬け。「福神漬けのないカレーはカレーではない」と言う人もいるほどですが、この「カレー=福神漬け」の図式を崩す革命的な福神漬けを大学生のグループが生み出しました。それが「カレーに乗せてはいけない福神漬け」です。これは従来の甘めの福神漬けとは違い、あっさりとしたしょうゆ味で和風の味付け。大阪府寝屋川市で行われたベンチャービジネスコンテストでグランプリを獲得し、商品化もされています。今回は、この商品を開発した摂南大学経営学部4年・太田順也さんにお話を聞いてみました!

■地元の料理講習会で食べた福神漬けがヒントになった!

――「カレーに乗せてはいけない福神漬け」は、どういった思いで作られたのでしょうか?

太田さん 福神漬けは、カレーに乗せるものというイメージが強いと思います。その福神漬けを白ご飯のお供、お酒のおつまみ、豆腐の付け合わせなど、カレー以外の料理に合うよう改良を加えることで、用途が広がり、新しい市場を生み出せるのではないかと思いました。また、地元寝屋川市で採れた野菜を食材に使うことで、寝屋川市の特産品にもできるのではないかと考えました。

――かなり斬新な名前ですね。

太田さん カレーに乗せるというイメージの強い福神漬けに、「乗せてはいけない」という否定語を入れることで商品名が人の記憶に残るのではないかと考えました。

――この商品が生まれたきっかけは?

太田さん きっかけは、『ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト』への応募でした。プラン策定にあたって、寝屋川市が郷土料理推進のため開催している「ふるさと料理講習会」に参加した際、そこで作られた福神漬けを食べました。その福神漬けは普段食べている甘いものではなく、塩味が効いていました。白ご飯やそれ単品でも食べられそうだと感じ、これを若者向けに改良すれば商品化できるのではないかと考えました。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー