まさに革命!? 大学生が発明した「カレーに乗せてはいけない福神漬け」ってなに? (2/3ページ)
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※『ワガヤネヤガワ・ベンチャービジネスコンテスト』……寝屋川市内の産業振興・人材育成を目的に学生のビジネスプランを募集するコンテスト
――商品開発の過程で、特に難しかったことはどんなことでしたか?
太田さん 商品の衛生面や、福神漬けの食材が法律で定められていたため、使える食材が絞られるなど製造過程の苦労が大きかったです。
■活動の中で人とのつながりの大切さを学ぶ
――今回の「カレーに乗せてはいけない福神漬け」を開発したことで、学んだことなどはありますか?
太田さん 「人とのつながりの大切さ」を学ぶことができました。初めは市から補助金が出ている中で、どのように商品開発を進めていけばいいか分かりませんでした。そんなとき、周囲の方々が私たちを助けてくれました。食品製造関係で悩んでいるときには食品加工会社の方が、地元野菜の調達の仕方が分からなかったときは地元農家の方が助けてくれました。今後もこういった「つながり」を作っていくことを大事にしていきたいと思います。
――将来こういったことをやってみたい、など今後の展望があれば教えてください。
太田さん 今回の福神漬けは、食品添加物を控えて、体に優しい商品を目指したため賞味期限が短く日持ちがしないという問題がありました。そこで今後は福神漬けを「ふりかけ」にするなど、その問題を解決しつつ違った形に発展していけたらいいなと考えています。
――ふりかけにしてもおいしそうですね。
■学生時代は「その場の勢い」も大事!
――同じ大学生や大学入学前の高校生、中学生にメッセージをお願いします。
太田さん 今回、私たちはいつもの学生生活とは違ったことに挑戦してとても良い経験ができました。ただ、多くの人は授業、アルバイト、部活などで忙しく、やりたくてもなかなか踏ん切りがつかないのではと思います。