唯一無二。この言葉が相応しい着物ブランドはなかなかありませんが、Japaaanで何度か紹介させていただいている男きものブランド「和次元・滴や」は他にはないコレクションを発信し続けてくれる数少ないブランド。
日本の男の服はやっぱ袴だ!とにかくカッコいい男着物を発信する「和次元 滴や」2015年で10周年を迎えた同ショップが昨年から展開している「10th Anniversary Limited Collection」は、1年間にわたって新作10作品を発表するという実にチャレンジングな企画。
そしてこのほど9作品目が公開されました。今回の新作のテーマはなんと「紙子」。紙子とは字のごとく紙(和紙)で作られた衣服のこと。軽くて保温性にすぐれているのが特徴で、和紙が衣料として着用される様になったのは平安中期と言われているそうで、とても古い歴史を持ちます。
その紙子が醸し出す独特の風合いと機能性に対峙したうえで、今回も和次元・滴やの世界がこれでもかと言わんばかりに展開されています。
それでは今回発表された作品たちを紹介します。