Defense Updateはアメリカ合衆国で開発された対戦車ミサイルTOW(トウ)で攻撃されたシリア政府軍T-90についての記事を掲載した。
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まず初めに各メディアではTOW対戦車ミサイルの直撃を受けた戦車をT-90と紹介しているが、本来はT-90Aのことであることに留意する必要がある。
T-90AはT-90の改良型モデルである。改良点としては「ウラジーミル砲塔」と呼ばれる角ばった外観の溶接式の砲塔を装備、この溶接砲塔には新型の複合装甲が封入されており防御力が向上し、車体前面の装甲も20mm増圧されている。射撃換装装置や観測装置も新型となり、赤外線カメラを装備することで夜間捜索・照準能力が大幅に改善されている。
主砲は55口径125 mm滑腔砲2A46M-5、エンジンはV-92S2(1,000馬力)エンジンを装備している。また電子光学式アクティブ防護システム「シュトーラ (SHTORA) 」を装備し、飛来する対戦車ミサイルのレーザーが行う目標の照準と測距を混乱させることで、被弾を回避することが可能である。
このように従来のT-90から大幅に防御力・攻撃力・機動力を向上されていることが特徴である。現在でもロシア連邦軍の主力戦車として位置付けられている。