こたつでみかんを食べる……だけじゃない! 『東大みかん愛好会』ってどんな活動をしているの?

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東京大学に『東大みかん愛好会』というサークルがあるのを、皆さんはご存じでしょうか? 日本の大学唯一のみかんに関する活動をしているサークルなのだそうですが、どういった活動内容なのでしょうか。創始者であり、代表の経済学部4年・清原優太さんにお話を伺いました。

■みかんの消費を増やすことが第一の目的!

――この『東大みかん愛好会』とはどういったサークルなのでしょうか?

清原さん 東大みかん愛好会では、「日本のみかんの消費量を増やす」という大きな理念を掲げています。というのも、日本のみかん消費量は年々減少していまして、1970年代と比べると少なくとも77%も減っています。

――そんなに減っているのですか!?

清原さん その背景としては他の果物やお菓子に需要が逃げてしまったと推測されています。昔は冬はみかんがおなじみでしたが、現在は冬でも他の果物を食べることができますし、お菓子もたくさんあります。そのためパイが分散してしまったと考えられますね。他に、人口減少で核家族化が進み、みかんの箱買いをすることがなくなったという話、また暖房器具がこたつからエアコンに変わったことでみかんが傷みやすくなったという製菓会社さんのお話もあります。

――いずれにしろみかんを買い、食べる機会がそれだけ減っているということなのですね……。あまりにもおなじみの果物なので、減っている増えているといったことを意識したことはありませんでした。

清原さん ですので、大好きなみかんの消費量を増やそうと考え、活動を行っています。

■最初はこたつでみかんを食べるだけのサークルだった

――この愛好会が結成されたのはいつですか?

清原さん 2014年の1月です。最初はただ「こたつでみかんを食べる」というだけのノリで作ったサークルでした。

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