サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「マカヒキが“3強決戦”を制す!」

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「マカヒキが“3強決戦”を制す!」

 今週は牡馬クラシック第1弾「皐月賞」が中山で行われる。人気は3戦3勝のサトノダイヤモンドとマカヒキ、そして2歳王者リオンディーズの3頭が分け合う形。はたして、3冠馬への挑戦権を獲得するのは、どの馬か。

 2カ月続いた中山、阪神競馬は今週で幕。その掉尾を飾るのは、皐月賞だ。

 ダービーに比べると荒れることが多かったクラシックだが、10年以降、ここ6年は1、2番人気馬のどちらかが必ず連対を果たしており、馬単、馬連での万馬券はナシ。まずは高い評価を受けている評判馬が、人気どおりの結果を出しているということである。

 今年はそれに輪をかけて“絶対視”されている馬が複数出てくる。サトノダイヤモンドを筆頭としてマカヒキ、リオンディーズの3頭だ。中でもサトノダイヤモンドの前走・きさらぎ賞の勝ちっぷりは衝撃的であり、この馬でしかたない、と見る向きも少なくない。

 が、前哨戦の弥生賞をモノにしたマカヒキも見劣りすることなく、強烈な末脚で2歳王者リオンディーズをねじ伏せてみせた。しかしその際、リオンディーズは2カ月半ぶりの実戦。敗れたとはいえ、その差はわずかクビ。力負けでは決してない。

 この時の3着は、やはり評判の高いエアスピネル。それでも前述2頭に2馬身半の差をつけられており、よって今年の皐月賞は「3強」との前評判になっている。

 とはいえ、これに続く人気どころも差はそうない。弥生賞と同じトライアルのスプリングSを制し、目下3連勝と勢いづくマウントロブソン、同レースで1番人気を背負い3着に敗れたロードクエスト、京成杯勝ちのプロフェット、そして共同通信杯を制したディーマジェスティといった面々だ。

 よって、これら以下の評価、伏兵陣の食い込む余地は、かなり小さいと見なければならないだろう。

 ここで過去15年を振り返ってみよう。皐月賞を制して「3冠」の栄光を手中にしたのはディープインパクトとオルフェーヴルの2頭で、ダービー、菊花賞のいずれかを制したのは、ネオユニヴァース、メイショウサムソン、ゴールドシップ、そして昨年のドゥラメンテと多い。

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