最下位からの巻き返しには、助っ人の活躍がカギ! DeNA助っ人外国人事情を探れ!!

DeNAの低迷は、期待外れの新助っ人たちの影響が大きい。モスコーソらの活躍に期待!

 今季の横浜DeNAベイスターズは、4月21日時点で20試合を消化。すでに首位とのゲーム差は6.5ゲームとなり、セ・リーグ最下位に甘んじている。

 開幕ダッシュに失敗した要因のひとつは、新外国人選手の不振だ。期待されたメジャー経験者のジェイミー・ロマックは10試合でわずか2安打。また、2013年米マイナーリーグで最優秀投手賞に輝いたザック・ペトリックも、ここまでパッとした活躍をみせていない。

 ネガティブな話題が多い今季のDeNAの助っ人事情。ここはポジティブに、大洋時代から球団史に名を刻んだ助っ人たちに想いを馳せてみよう。

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■最強助っ人がチームを牽引! 球団史に残る優良外人たち

 大洋ホエールズ時代の最強助っ人といえば、「スーパーカー・トリオ」の後を打つ主砲として活躍したカルロス・ポンセだ。当時流行していたテレビゲームのキャラクターから“マリオ”の愛称で親しまれたポンセ。本塁打王1回、打点王2回に輝くなど、当時の大洋を明るいキャラで牽引した。昨季は交流戦のイベントにも登場。西武OBの鹿取義隆氏との1打席真剣勝負で安打を放ち、ハマスタを沸かせた。

■伝統的に野手に個性派多し!

 ポンセに負けず劣らずの存在感を放ったのは、フェリックス・ミヤーン。1978年、横浜へ本拠地移転した大洋に入団。ポンセと同じプエルトリカンで、バットを極端に短く持って寝かせたフォームから安打の山を築いた。

 またミヤーンの前任の二塁手で、のちに巨人に移籍したジョン・シピンを覚えているオールドファンも多いだろう。珍プレー映像では、当時の乱闘シーンのレギュラーメンバーだったシピン。大洋在籍中は20本塁打を下回ったことがない実力者だった。

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