今ならもっとヒットしたかも? 時代を先取りしすぎたゲーム5選「ワンダープロジェクトJ2」

| 学生の窓口

皆さんは、「時代を先取りし過ぎたゲーム」というと、どんなタイトルを思い浮かべますか? 恐らく多くの人が1999年にドリームキャストで発売された『シェンムー』を挙げるでしょう。ストーリーはともかく、作り込まれた町並みやキャラクター、オブジェクトへのアクションなど最高峰の技術が投入されたゲームでした。今回は、こうした「時代を先取りし過ぎた」と感じるゲームをピックアップしてみました。


●『オペレーターズサイド』

2003年に発売されたPlayStation2用のゲームソフトです。このゲームはコントローラーではなく、「音声」でキャラクターを操作するアクションゲーム。そのため、プレーするにはマイクが必要(ヘッドセット同梱のバージョンも販売)でした。エイリアンに襲撃された宇宙ステーションを舞台に、プレーヤーはマイクでリオという女性に指示を出し、物語を進めていきます。
過去にも音声認識を利用したゲームは数多くありましたが、そこだけをフォーカスした点で注目されました。しかし人によって音声の認識のズレが大きく、思い通りに動いてくれないことも……。基本的に音声でしかリオを動かせないため、プレーが長引くこともありました。かなり高性能でしたが、時代を先取りし過ぎた感はありました。

●『ワンダープロジェクトJ2』

1996年に発売された、NINTENDO64用の育成シミュレーションゲーム。プレーヤーは鳥型インターフェイスロボを操り、何の知識も持たない人型のロボット・ジョゼットに指示を出し、さまざまな知識を身に付けさせます。最初は道具の使い方さえもおぼつかないジョゼットが、次第に使い方をマスターし、新しいものに興味を示す様は本当に「育てている感」がありました。
ジョゼットにはゲームでは世界初である「人工人格」が搭載されていました。これにより自分で物事を考え、こちらに「話し掛けて」きます。これが単なる育成シミュレーションと違う点でした。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー