今ならもっとヒットしたかも? 時代を先取りしすぎたゲーム5選「ワンダープロジェクトJ2」 (2/3ページ)

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ただ残念ながらヒットはせず。秀逸なゲームでしたが世に出るのが早すぎたのかもしれません。

●『ファンタシースターオンライン』

2000年にドリームキャストで発売されたネットワーク対応のアクションRPG。今も高い人気を誇る『PSO』シリーズの原点といえる作品です。宇宙を舞台にしたSFの世界観を持つ作品で、プレーヤーは惑星ラグオルに降り立ち、襲い掛かるモンスターを倒しながら冒険をします。
タイトルにオンラインと付いていますが、ネットにつながないオフライン状態でもプレーをすることが可能で、そのボリュームも十分すぎるほど。ただ、本作の魅力はやはり他のプレーヤーと協力して冒険するオンラインにあります。しかし当時は現在ほどオンライン環境が整っておらず、自由にインターネットができる人は限られていました。そのため本作の購入を敬遠する人も……。もう少しネット環境が整っていれば、さらにヒットしたかもしれません。

●『太陽のしっぽ』

1996年に発売されたPlayStation用ゲームソフト。プレーヤーは原始人を操って広大なフィールドを冒険しつつ、マンモスの牙を太陽にまで積み上げることを目指します。とにかくやり過ぎなほど自由度の高い作品で、自由に走って飛び、落ちている奇妙なオブジェクトを食べて動物と戦うなど好きにプレーできます。原始人も疲れたら勝手に寝てしまうほどフリーダムな状況でした。
いわゆる「オープンワールド」のゲームですが、『シェンムー』もまだ出ていない1996年当時は、一般ゲーマーにはそうしたジャンルの認知度はまだまだ低く、この自由さに面白みを見いだせない人が多くいました。そのため、シュールで説明不足なクソゲーというレッテルを貼られることも……。斬新でしたが、早すぎたゲームといえるでしょう。

●『レッドアラーム』

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995年に発売された3Dシューティングゲーム。ゴーグル型ディスプレーをのぞき込む画期的な3Dゲームハード『バーチャルボーイ』用のソフトとして本体と同時発売されました。

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