誰もが知っているスポーツカーのポルシェ。きっと「速そう」とか「高そう」というイメージを持っていることと思います。
ホントは、速そうとか高そうではなく、スッゴく速くて恐ろしく高い。そんなクルマですね。
ちなみに、余談ですが「ポルシェ」という発音とオシャレなイメージから、フランスのクルマとカン違いしているひとも多いらしいと聞きますが、ドイツのクルマです。
■ディーラーで買えるぞ!さてさて、高額車両ではありますが、キャッシュでなくても通常のローンでも残価設定型ローンでも、ポルシェの新車はディーラーで購入できますよ。
価格は約600万~3000万円くらいといったところでしょうか。価格帯に意外と幅があるんですね。
そして、いわゆる一般的に古くから「ポルシェ」と認識されている「911」というモデルに限定していえば、約1,300万~2,900万円くらいとなります。やはり高い。 しかし、お金さえ払えれば購入できます。
■国内から続々と姿を消す911ところがここ数年で国内の中古911は一気に減少しています。それも、古ければ古いほど。
ポルシェ911は、年式によって変更が加えられ進化するクルマなのですが、これまでに6回の大きなモデルチェンジを受けており、7つのボディタイプで大別されています。 古い順に「ナロー」「930」「964」「993」「996」「997」「991」と呼ばれています。
一般的な感覚でいえば、古いクルマほど、価値は低くなってスクラップ同然と化していくハズです。それは当然でしょう。搭載されている技術は低く、パーツは経年劣化して故障のリスクは高いし、見た目だってボロいんだから。
しかし、911ではナローがもっとも高い。もちろんコンディションにもよりますが。
photo by wikipedia5~6年前までは、まったく事情がちがいました。いくら値段を下げても、古いポルシェはそんなには売れなかったといいます。