空前のドラッグ危機!米高校生の薬物乱用は違法ドラッグから処方ドラッグへ
2016.05.29 18:00
|
AolNews
米国は今まさにドラッグ危機の渦中にある。国中でかつてないほど合成大麻が乱用され、全米一売れている処方鎮痛薬が高校生の間でも"人気"を誇っているというのだ。
米国立衛生研究所のモニタリング・ザ・フューチャーの調査では、高校生によるアルコールやタバコ、違法ドラッグの使用は過去2年間で減少傾向にあるものの、マリフアナの使用率は比較的高いままで、2014年時にはシニアと呼ばれるグレード12(日本でいうと高校3年生にあたる)の生徒の約34パーセントが過去にマリフアナを使用したと答えている。
さらに、データ上での増加は見られないが、多くの高校生がアデロール(ADHDの治療などに用いられる刺激薬の一種)やバイコディン(鎮痛剤)といった処方薬を使用しているというのだ。
国立薬物乱用研究所によれば、ドラッグを使い始める年齢はたいてい思春期や成人期の初めで、シニアになるまでに高校生の70パーセントがアルコール、50パーセントが違法ドラッグ、そして40パーセントが喫煙をし、約20パーセントが治療目的でなく処方薬を使用しているという。タバコよりも違法ドラッグが身近にあるということだろうか。
薬物の乱用は不必要な肉体的変化を招いたり、学業やスポーツから遠ざかったりするなど短期的な影響があるだけでなく、長期にわたって脳の成長を妨げる可能性もあるとのこと。安易に考えてはいけないのである。
国立衛生研究所が発表した、米国の高校生の間で乱用されている薬物リストは以下の通り。乱用度1位となったマリフアナ(嗜好用)とハシシは連邦法では違法薬物だが、マリフアナについては現在、州によって21歳以上の個人への販売や流通が合法化されている。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
2
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER
3
なぜビル清掃予算は「30〜55%」も消えるのか?多重下請け構造の限界 ――多重構造の無駄を省いた「科学的清掃」の勝算
TREND NEWS CASTER
4
「受診者が最大3倍に」150円の自己負担でも断る人が皆無だった理由 ――がん検診の「心理的ハードル」を下げる環境整備
TREND NEWS CASTER
5
なぜ都市部で「園庭を知らない子ども」が増えているのか? 私立保育所の7割が園庭なしの危機と、幼児教育が向き合う「体験格差」
TREND NEWS CASTER
6
なぜ「AI PC」はビジネス価値に転換しきれていないのか? ――クラウドの課題を克服し、ローカル処理が迫る「業務基盤の再設計」
TREND NEWS CASTER
7
AIとロボティクスの融合がもたらす創薬プロセスの「最前線」 新薬開発における自動化と人間の役割
TREND NEWS CASTER
8
ブームに沸く「一棟貸し」で、いま勝ち残るビジネスモデル ――1000坪の古民家再生にみる、地方宿泊のニーズ変化と運営のリアル
TREND NEWS CASTER
9
なぜ夏は朝から疲れているのか? 猛暑・熱帯夜に負けないための睡眠対策とケアの視点
TREND NEWS CASTER
10
住宅リフォーム「価格だけで選べない」時代の到来――進む“シンナー不足”と業界の新たな課題
TREND NEWS CASTER