【プロ野球】鬼門突破?交流戦勝ち越しで見えた広島優勝の可能性

交流戦勝ち越しで見えてきた、カープ優勝の可能性

 劇的な逆転勝利で6連勝。鬼門と言われた交流戦の最後を最高の形で締めくくった広島東洋カープ。これにより、2位巨人とは6ゲームの差がつき、にわかに独走態勢を築いている。

 少し気は早いが、いよいよ26年ぶりの悲願がうっすらと見えてきた広島。今年こそ優勝はなるか? その可能性を探りたい。

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■劇的勝利の連続で鬼門突破!

 歴代成績12球団ワースト2位。その不名誉な記録から広島ファンは交流戦の存在に怯えていた。

 しかも、だてに首位で交流戦に突入してしまうものだから、2014年の悪夢(9連敗で首位陥落)まで思い起こされ、さらなる恐怖に震え上がってもいた。

 だが終わってみれば11勝6敗1分けと、2009年以来の勝ち越しを決め、順位もソフトバンク、ロッテに次ぐ3位と大健闘。その結果、リーグ順位の首位も変わらず、広島以外勝ち越しができなかった他のセ・リーグ球団を引き離して独走態勢に入っている。

 鬼門と呼ばれた交流戦を、まさかの貯金で終わることができた奇跡に、気の早いファンは優勝の二文字を確信している。

 他球団ファンには「まだ半分も終わってねぇよ! 去年のDeNAをわすれたのか?」。

 そう言われてしまいそうだが、広島にとって鬼門の交流戦を貯金で突破できたことは、そう思わせるほど大きな出来事なのだ。

 しかも、11個の勝ち星の内4勝が劇的すぎるサヨナラ勝ち。6連勝フィニッシュを見せられては、広島ファンなら優勝を強く意識するのも当然ではないだろうか?

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