面接マナーは入室から退室まではもちろん、服装や挨拶にも存在していることをご存知でしょうか?面接マナーは社会人としての立派な選考基準です。しっかりと身につけているだけで面接官の好印象を勝ち取れるだけでなく、内定への道も切り拓けます。面接会場に向かうその前に、これだけはおさえておきたい面接マナーの知識について、改めておさらいしましょう。
■服装・持ち物・携帯の電源をチェック
面接マナーは面接会場に向かう前から、既にはじまっています。遅刻厳禁、目的地への15分前到着を目指すことはもちろん、TPOを守った服装を着ていくことも重要なポイントのひとつです。身だしなみは大切な第一印象、清潔感のあるシンプルなスーツを着用し、小物やアイテムも同系色のものを揃えて、スマートな装いにしましょう。また持ち歩く鞄にはA4サイズの書類が入るビジネスバックを用意しましょう。
身だしなみを整えたら、持ち物のチェックです。筆記用具やスケジュール帳を準備する他、履歴書やエントリーシートのコピー、企業パンフレットなども持っていると備えあれば患いなし、面接前の空き時間に自己PRや質問の確認を行えるので便利です。
それでは面接会場に到着したら、玄関をくぐるその前に携帯電話の電源を切っておきましょう。雨天の場合は傘袋を見つけ必ず使用し、体についた水滴はきちんと拭き取り、身だしなみを整えます。また冬場でコートやマフラーを身につけている場合には、面接会場に入る前に脱いでおきましょう。マフラーは鞄に、コートは畳んで腕に抱えたら、そこで受付へと向かう準備が整います。
■面接はすでに始まっている! 受付担当者への対応
受付担当者や案内係も面接官の一人として意識することが大切です。
遅刻は厳禁ですが、受付への早すぎる到着もよい印象を与えません。