私たちが日常的に飲んでいるコーヒー。喫茶店、コンビニ、バール、缶コーヒー、いろんな場面でコーヒーが手に入るが、そもそもコーヒーに対してそれほど詳しくなかったりする。
・正しい答えが知りたい!
しかも、間違った知識を持っていることも……。そこで今回、プロのバリスタ石谷貴之氏から、コーヒーの間違った知識に対して、正しい答えを教えてもらった。
・バリスタが教える! 勘違いされているコーヒーの知識4つ
1. コーヒー豆は豆ではない
コーヒー豆はその形状から「コーヒー豆」と呼ばれていますが、実はアカネ科の植物「コーヒーノキの種子」なのです。
白い花が咲いた後に赤い実がなります。この実がサクランボに似ているのでコーヒーチェリーと呼ばれています。この実を焙煎すると皆さんが普段目にするあの茶色い「コーヒー豆」になるのです。
2. 眠かったらエスプレッソは間違い
「眠いからダブルエスプレッソ飲んで目を覚ます!」という方も多いと思いますが、実は、ドリップコーヒーと比べてエスプレッソはカフェイン量が少ないのです。カフェインは水に浸かっている時間が長いほど出てきます。
ドリップは抽出に2分ほど、エスプレッソは30秒ほどで抽出が終わるので、エスプレッソの方がカフェインは少ないです。「濃いコーヒーはカフェイン量が多い」という知識は間違いなんです。