ダメ社員は組織内に必ず2割!誰でも課題発見力を高められる方法

| Suzie(スージー)
ダメ社員は組織内に必ず2割!誰でも課題発見力を高められる方法

『今いる仲間で「勝手に稼ぐチーム」をつくる』(池本克之著、日本実業出版社)の著者がいう「勝手に稼ぐチーム」とは、メンバーひとりひとりが自分で考えて行動できるチームのこと。

リーダーが常に仕事の進捗状況を気にして、チームにあれこれ指示を出しているようでは、たとえ売り上げがアップしても「勝手に」稼いでいるとはいえません。

リーダーがチームの状況を気にすることなく、自分がやりたいことに時間を使えるようになって初めて、「勝手に」稼ぐチームだといえる。そして、それこそが企業に求められるべきものだという考え方です。

ところで「2:6:2の法則」をご存知でしょうか?

組織内で優秀な人は2割、普通の人は6割、仕事のできない人が2割という割合に分かれているという法則。

どんなに優秀な人を採用しても、この割合は変わらないのだとか。だとすれば、2:6:2のメンバーで「勝手に稼ぐチーム」をつくるしかないわけです。

難しそうにも思えますが、著者はどんなチームでも勝手に稼ぐチームにレベルアップできると確信していると断言します。

そのために必要なのが、チームの「課題発見力」を高めること。そしてチームの課題発見力を高めるには、次の5つの要素が不可欠だと主張します。

■第1の要素:鳥の目を持つ

「鳥の目、虫の目、魚の目」が重要だといわれることがあります。「鳥の目」とは、ターゲット全体を高い位置から見渡す視点。

「虫の目」とは、近づいてターゲットをあらゆる角度から細かく見る視点。そして「魚の目」とは、ターゲットを時代や社会の傾向といった「流れ」に照らし合わせて見る視点。

リーダーは当然、すべての目が揃っているのが理想ですが、メンバーにもそれを強いるのが難しいのも事実。

そこで、ひとつだけ選ぶとしたら、部下には「鳥の目」を持足せるべきだといいます。メンバー全員が「鳥の目」を持っていないと、リーダーはずっと鳥になって監視していなければならず、それでは勝手に稼ぐチームになれないから。

そして大切なのは、全体思考。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
女子