世界遺産ワルシャワ歴史地区のハイライト、旧王宮に行ってみよう

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世界遺産ワルシャワ歴史地区のハイライト、旧王宮に行ってみよう

世界遺産にも登録されているポーランドの首都ワルシャワ観光の目玉のひとつが旧王宮。王宮広場に堂々と立つ鮮やかなオレンジ色の外壁が印象的です。 王宮広場の中心には1596年に古都クラクフからワルシャワに遷都した王、ジグムント3世の記念碑がそびえ立っています。 旧王宮はその名の通り、かつて王の住居であっただけでなく、国会、大統領執務室、士官学校や国立劇場が置かれるなど、かつてのポーランドの政治・文化の中心地でした。ジグムント3世の時代には「ヨーロッパで最も美しい宮殿のひとつ」と言われていたのだとか。

旧王宮の歴史は塔が建設された14世紀にさかのぼります。その後ジグムント3世の時代に大規模な拡張と改修が行われ、5つのウイングと中庭をもつ壮大な建造物となりました。 第二次世界大戦で壊滅状態となったワルシャワの街。この旧王宮も決して例外ではありませんでした。 ワルシャワ蜂起の失敗の後の1944年9月、旧王宮はドイツ軍の爆撃によって破壊されましたが、最も価値の高い調度品は美術史家、復元専門家などの手で国外に持ち出され難を逃れました。

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