世界遺産ワルシャワ歴史地区のハイライト、旧王宮に行ってみよう (3/4ページ)

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アウグスト王のほかに22人のポーランド王の肖像が飾られており、天井画は果てることのない栄光を表しています。黒の大理石を基調とした重厚な部屋は、王の威厳を象徴するのにふさわしい空間といえるでしょう。

赤とゴールドの配色が色鮮やかな部屋は、アウグスト王が外国の賓客など最も大切な客人を招き入れた王座の間。 王座を含め、この部屋の家具や装飾の多くに当時のオリジナル品が用いられており、王の権力を示す堂々たるただずまいが感じられます。

美しい調度品の数々で華やかに彩られているのは王のベッドルーム。王のプライベートな居室部分にあたり、1772年から1775年にかけてつくられました。ドアの上に架かっている絵画は当時のオリジナルです。   王宮の礼拝堂では、王と廷臣が日課の儀式を執り行っていました。この礼拝堂はもともと1770年代につくられたもので、戦後オリジナルの資材を中心に復元されました。

こうしてさまざまな部屋を目にすると当時の王たちの生活ぶりが垣間見えてくるような気がします。

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