世界遺産ワルシャワ歴史地区のハイライト、旧王宮に行ってみよう (2/4ページ)

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戦後、共産主義政権のもとで旧王宮の再建はいっこうに決まりませんでしたが、1971年ついに旧王宮の再建が決定しました。その後1984年に復元された内装が一般に公開され、2009年にやっと王宮全体の復元作業が完了したのです。 18世紀の文書やスケッチ、19世紀の写真などを参考に復元が行われ、戦災を逃れた調度品は元あった場所に戻されました。

ここ評議会室に置かれているアウグストの王座は1795年につくられたものです。18世紀末のポーランド・リトアニア共和国の最後の国王、スタニスワフ・アウグストの時代、この部屋はポーランドで初めての正式な政府の議場として使用されました。 この旧王宮でもっとも大きく豪華な部屋が宴会場。アウグスト王の時代、この部屋で王室行事や国家の祝宴、コンサートといったさまざまなイベントが催されました。 壮大な天井画、まばゆいばかりのきらめきを放つシャンデリア…その豪華さに当時の繁栄ぶりがうかがえます。

この宴会場と同じくらいに印象的なのが大理石の間。

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