50代からの「がんにならない生き方」

| 日刊大衆
50代からの「がんにならない生き方」

 7月31日、日本全国に衝撃的なニュースが流れた。優勝回数は歴代3位となる31回、1989年に角界初の国民栄誉賞を受賞した元横綱・千代の富士の九重親方が膵臓がんで、61歳の若さで死去したのだ。「昨年6月の健康診断で膵臓がんが見つかり、名古屋場所を休み、即手術をしました。ですが術後の検査で、他の臓器への転移が判明。これ以上、手術はできなかったため、副作用が強く日常生活に影響が出る抗がん剤治療もやむなしという状況でした。しかし、実際に九重親方が選んだのは『四次元ピンポイント照射療法』でした」(角界関係者)

 全国で1か所しか受けることができない先端医療に、望みを託したのだという。「治療を受けながら、相撲協会の監察委員の業務や弟子の指導を行っていましたが、7月の名古屋場所の途中で体調が急変し帰京。入院していましたが、帰らぬ人となってしまいました」(全国紙相撲担当記者) 昭和の大横綱も勝てなかった難敵“がん”は、50代から、その患者数が統計的に増加。そこで今回は、がんにならないための生活習慣を紹介していこう。

 早期発見・早期治療のためには、がん検診を定期的に受けることが重要とはよくいわれるが、実は、その弊害もあるという。『がんは8割防げる』(祥伝社)などの著書があり、新潟大学名誉教授(専門は予防医学)で現在、水野介護老人保健施設長を務める岡田正彦氏は次のように解説する。

「がんに限らず、一般の健康診断でもレントゲン検査を受けることが多いですが、強い放射線を浴びることで、がん発生のリスクが高くなるのです。中でも、胃のバリウム検査やCT検査に1回で浴びる放射線量は、胸部レントゲン検査の100倍以上。英国の調査結果によれば、我が国におけるがんの3.2%はレントゲン検査が原因と断定されています」 なんと良かれと思って受けた検査が、がんの原因になりうるというのだ。「自覚症状があるなら、レントゲン検査やCT検査もやむなしですが、それ以外の場合、がん検診は必要ないです」(前同)

 一方で、胃がんと関係の深いピロリ菌感染の有無を調べる検査を受けることを勧めるのは、医療ジャーナリストの牧潤二氏。「50歳ともなれば大半の方は感染しています。感染していると分かれば当然、除菌してもらってください。

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