頑張れ三菱自動車!2016発売中の癖ある車種たち

| イキなクルマで
頑張れ三菱自動車!2016発売中の癖ある車種たち

一連の燃費偽装問題のため、4月20日から販売を停止していた軽自動車の「eK」シリーズと、日産に供給する「デイズ」シリーズ。

7月5日にようやく販売が開始され、日産の資本が入り、経営の危機は取りあえず回避したようですが、まだまだ前途多難な三菱自動車。これが初めてではないだけに、信用の失墜はあまりに大きく、熱心な三菱ファンも今回は見放したかもしれません。

三菱の車が無くなっても、一般の人にはほぼ影響はなく「そんな会社なんかなくていい」と言う人もいるかもしれません。しかし、これまで世に出た三菱車は、一癖も二癖もある独特の味がある車種が多く、今回の騒動は残念でなりません。

企業としてのこれからの三菱自動車は、新しい経営陣とゴーンさんに任せるとして……ここでは現在発売されている各モデルを勝手に応援してみたいと思います。

■再販されたeKワゴンとeKスペースはどうなった?

photo by Kuha455405(CC BY 3.0)

「eKワゴン/ eKワゴンカスタム」の燃費は、30.4km/Lから25.8km/Lに、「eKスペース/eKスペースカスタム」は、26.0km/Lから22.0km/Lへと修正されています。低燃費が売りの一つであったのが、ライバルから大きく引き離されて、一昔前の軽自動車並みになってしまいました。

急に燃費が悪くなったわけではなく、表示が変わっただけなのですが、同クラスでこの差は大きすぎます。特に経済性を求めて軽自動車を選ぶわけですから、せめてライバルと1~2km/L差に収めていないと、「実質同じぐらいですよ」とも言いづらいのです。

実際の燃費データを集めて、独自の統計を公表している「e燃費」を見ると、確かに三菱の 「eKワゴン」で最も良い燃費は19.0km/L程度で、ランキングは下位。しかし、トールワゴンでトップの「ワゴンR」でも22.0km/L程度であり、意外と差は少ないのです。

軽自動車は軽量化によって燃費を引き出している割合が多く、乗車人数や荷物の量だけでもかなり燃費は変わってきます。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー