広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(3)広島優勝で前田健太は複雑な心境?

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広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(3)広島優勝で前田健太は複雑な心境?

B でも、黒田の去就に関しては、スクープは出ません。戦時中か、と言われるほど、松田オーナーの言論統制は徹底されていますから(笑)。

A そうだね。何かあれば取材拒否という、黄門様の印籠を出す。松田オーナーにウラを取りに行ったら最後、全部教えてくれるけれど、「俺がOKを出すまで書くな。書いたら出入り禁止!」だから(笑)。

B 実際、昨年オフにマエケンのメジャー移籍のスクープを飛ばしたスポーツ紙が、キャンプイン直前まで取材拒否にあって困っていた。でも、この松田オーナーの取材拒否の効果は抜群で、現場が困るような記事が一切出ない。メディアの記事に潰される某球団とは違って、優勝を後押しした形かな。

A そのマエケンはドジャースで、メジャー1年目の勝利記録で野茂英雄を抜く14勝をあげて、カープの元エースの面目を保った。肘の不安が原因で出来高重視の契約になっているけど、結局、10億円以上稼ぐことになってウハウハ。でも、自分が抜けて優勝したことに、「なんで?」と複雑な心境らしいよ。

C マエケンが抜けたことで、開幕前はカープOB以外のほとんどの評論家が広島を優勝予想から外していた。補強もできていなかったから当然の予想だけど、心苦しかったというマエケンはシーズン中もずっと広島の勝ち負けを気にしていて、(スマホの)LINEで広島の若手投手を励ましていたからね。優勝にはホッとしているらしい。それでも「マエケンがいなくなっても優勝できた」という結果に、ちょっと複雑な気持ちがあることも事実。

D でも、よく考えてみると、優勝の裏には広島のフロント力もあるね。ルナがケガ、エルドレッドも故障したことで、外国人枠が空いてしかたなしに使ったジャクソン、ヘーゲンズが、抑えの中崎翔太へとつなぐ勝利の方程式を作ったけれど、これもフロントが準備していたからこそ。広島の外国人を選んでくる眼力は定評がある。

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