広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(3)広島優勝で前田健太は複雑な心境? (2/2ページ)

アサ芸プラス

A アメリカに駐米スカウトが2人いて、1人は日本ハムと広島で中継ぎとして活躍したエリック・シュールストロムで、もう1人が西武、広島でプレーしたスコット・マクレーン。基本、「安くて可能性がある。日本に対応できそう」がポリシーで、特にシュールストロムが推薦してくる選手が次から次へと活躍している。最多勝候補のジョンソンもそう。90年、ドミニカにアカデミーを作るなど、先見の明があったグローバル戦略が花開いたよね。

C スカウト陣の眼力も広島の特徴。緒方監督や前田智徳に代表されるけれど、三拍子そろった素材を狙う。「神ってる」鈴木は、阪神の北條史也を指名する寸前に担当スカウトの熱意で変わったし、ショートの田中広輔にしても、東海大時代は巨人・菅野智之の球拾いをしていた選手。後半戦に中継ぎ起用され、福井優也の代役で急きょ先発登板もして勝利した薮田和樹も亜大時代は肩を痛めてほとんど投げていない。ところがたまたま練習試合で投げた150キロ級のボールをスカウトが見逃さなかった。

<座談会参加者>

A=スポーツ紙デスク B=テレビ局スポーツ報道担当 C=カープ担当記者 D=球界OB

「広島カープ「25年ぶりブッちぎりV」神ってる全裏話(3)広島優勝で前田健太は複雑な心境?」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 9/22号松田元前田健太広島カーププロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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