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パネルさえ設置すれば、特に技術も不要、あとは太陽の恵みを受けるだけという、汎用性の高い再生可能エネルギーが太陽光発電だろう。その手軽さゆえか、3.11を機会に、ソフトバンクがソーラーファーム事業に着手したり、新築時にはソーラーパネルを装備、余剰電力を電力会社に売電している民間人もスタンダードになりつつある。
ただ、売電価格が、2015年には33円/kwh(抑制対象地域は35円/kwh)だったものが、2016年には31円/kwh(抑制対象地域は33円/kwh)と、じわじわと下げられており、年を追って下がっていくことが予想されるものの、台風が多い日本では強風による倒壊という大きなリスクがあること。
2015年には土砂災害警戒区域に指定されている和歌山県の山林を、大阪市の事業者がパネル設置のために無許可で斜面を削っていたことが露呈したり、同年9月の関東・東北豪雨では、やはり事業者が鬼怒川の堤防を無理に掘削したと思われるエリアから越水(国交省担当者は「因果関係は不明」という見解)。安易な参入が大災害に結びつくなど、人的被害があらわになっている。大規模なソーラ−ファームビジネスは疑問視されつつある傾向だ。
ただ、新素材の開発などで初期コストは下がっていることも事実。ソーラ−ファームバブルを脱却して、純粋な新エネルギーとして可能性を広げる、これからの太陽光エネルギーに着目したい。
■ 日本発!新型太陽光電池「ペロブスカイト」が世界で話題に
新型太陽電池『ペロブスカイト太陽電池』は特殊な結晶構造を持ち、現在主流のシリコン太陽電池に比べて格段に安く(原材料費は1平方メートル当たり150円程度!)、2014年にはシリコン系にヒケを取らない約20%の変換効率を達成したとか。