まるで屋根のない博物館!ポルトガルの世界遺産の街エヴォラをたずねて

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まるで屋根のない博物館!ポルトガルの世界遺産の街エヴォラをたずねて

ポルトガルのアレンテージョ地方の古都、エヴォラ。「テージョ川のかなた」を意味する「アレンテージョ」の名の通り、テージョ川の南に位置しています。

エヴォラはローマ時代から栄えてきたこの地方の中心都市で、城壁に囲まれた旧市街は「エヴォラ歴史地区」として世界遺産に登録されています。

城壁への入口を越えた瞬間、タイムスリップがはじまります。エヴォラの魅力は、歩いて回れる小さな街に、ローマ、イスラム、キリストといった、各時代を今に伝える建造物がごく当たり前のように同居していること。それが、まるで屋根のない博物館のような景観を生んでいるのです。

街の中心が、観光案内所や教会、ショップが連なるジラルド広場。

広場から東へと延びる10月5日通りには土産物屋が並び、観光客でにぎわいます。

10月5日通りをのぼり切ると、そこが見どころの集中するエヴォラ観光の中心です。エヴォラを代表する見どころのひとつが、カテドラル。12~13世紀、ロマネスクからゴシック様式へと移行する過渡期に建てられた大聖堂です。

外観は無骨な印象ですが、ピンクベージュの石造りの内装は荘厳であると同時に、優しい気品をたたえています。

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