まるで屋根のない博物館!ポルトガルの世界遺産の街エヴォラをたずねて (3/3ページ)
カテドラルの複雑なシルエットを望む静かな庭があり、のんびりと散策を楽しむのにぴったり。
エヴォラの石畳の狭い路地を歩いていると、タイムスリップしたかのような気分にさせられます。
地図を持たずに、好奇心のままにゆったりと歩くのが似合う街です。入り組んだ路地で多少迷ったとしても小さな街のこと。大した問題にはなりません。
カテドラルから城壁の外に歩いて行くと目に入るのが、エヴォラ大学。
もともとはイエズス会の神学校でしたが、ルネッサンス期から大学となり、この地方の学問の中心としての役割を果たしてきました。18世紀のアズレージョで彩られた回廊が雰囲気満点。
エヴォラの街を歩いていると、世界遺産に登録された観光地でありながら、どこを歩いても日常の空気が感じられます。
ゆるりとした平和な空気が、今も昔もまるごと包み込んでいるかのよう。異なる時代を物語る歴史的建造物が混在するエヴォラの街には、不思議な居心地の良さがあるのです。
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