偶然惹かれたわけではない。人は遺伝子によって操作され、自分に似た人を生涯のパートナーに選ぶ(オーストラリア研究)

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偶然惹かれたわけではない。人は遺伝子によって操作され、自分に似た人を生涯のパートナーに選ぶ(オーストラリア研究)


 境遇や知能、身体的特徴など、人は自分に似た人と相手と結婚することが明らかになっている。もちろん一部例外はあるが、統計学的にはそうなるようだ。

 大勢の夫婦を調査した最新の研究によると、人は自分に似た人を生涯のパートナーとして選んでいるという。

 そしてこれは偶然ではないのだそうだ。高学歴が高学歴と結婚するのは、そういう人たちの近くで生活していたからではない。そうした相手を積極的に探し求めていたからだ。そして、この好みが私たちのゲノムを形作っているという。


■ 背の高い人遺伝子を持つ人は背の高い遺伝子を持つパートナーを選ぶ



 オーストラリア、クイーンズランド大学のポスドク研究員マシュー・ロンビンソン(Matthew Robinson)氏らは、身体的特徴や遺伝的特徴を含む膨大なデータベースを分析した。

 その結果、身長やBMIといった特徴を決める遺伝子マーカーから配偶者の身長とBMIを予測できることが明らかになった。遺伝的特性がある個人の背は高いであろうことを示唆していた場合、その配偶者もまた背が高いかどうか実際に確かめてみたのだ。




■ 自分の遺伝子と似た遺伝子を持つ人がパートナーになりやすい傾向



 ヨーロッパ人を祖先に持つ24,000組以上の夫婦で確認したところ、身長の遺伝子マーカーと配偶者の実際の身長とに強い統計的な相関が認められた。

 また、それより弱いものの、BMIの遺伝子マーカーと配偶者の実際のBMIにも相関があった。人々は自分の遺伝子と似たような遺伝子を持つパートナーを積極的に選んでいたのである。この結果は、『ネイチャー・ヒューマン・ビヘイバー(Nature Human Behaviour)』に掲載された。
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