ムハの装飾は必見!プラハの市民会館でアールヌーヴォーの世界に酔いしれる

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ムハの装飾は必見!プラハの市民会館でアールヌーヴォーの世界に酔いしれる

「建築博物館」とも呼ばれるほど、さまざまな様式の華麗な建築物が並ぶ都、プラハ。プラハの街を代表する、世界的にも名高いアールヌーヴォー様式の建築物が「市民会館」です。

旧市街の入口となる火薬塔のすぐ近くに建つ市民会館は、1912年に完成した壮麗なアールヌーヴォー建築。「アールヌーヴォー」とは、フランス語で「新しい芸術」の意味。

19世紀末から20世紀初めにかけて、ヨーロッパで盛んになった美術運動で、花や植物などのモチーフや、自由な曲線の組み合わせといった、従来の様式にとらわれない装飾性に特徴があります。

クリームイエローの優雅な外観は、まるで宮殿か5ツ星ホテルかのよう。この市民会館が建設された当時、チェコはオーストリア=ハンガリー二重帝国に属していました。チェコ人たちに、自らのアイデンティティを自覚させ、鼓舞するために、チェコの文化を象徴する壮大な市民会館の建設が計画されたのです。

市民会館内部は、ガイドツアーに参加して見学します。市民会館のホームページでガイドツアーを予約することもできますし、空きがあればツアー開始直前に窓口でチケットを購入することも可能。いずれにしても、ホームページであらかじめガイドツアーのスケジュールを確認しておくことをおすすめします。

館内に入ると目に入るのが、迫力のある大階段が備わった玄関ホール。内部の部屋を見学する前から、館内の美しさに圧倒されます。

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