ムハの装飾は必見!プラハの市民会館でアールヌーヴォーの世界に酔いしれる (2/5ページ)
・スメタナ・ホール
プラハ市民会館のハイライトのひとつが、プラハの春国際音楽祭のメイン会場となる「スメタナ・ホール」。チェコの国民的作曲家、べドジフ・スメタナにちなんで名づけられたホールで、プラハ交響楽団の本拠地でもあります。
この部屋で最も注目すべきが、ステージ上にあるパイプオルガン。
4814本ものパイプからなる世界最大級のオルガンで、毎年夏に開催される国際オルガンフェスティバルでは、世界中から選ばれしオルガン奏者たちが集まります。
中央の天井には、色ガラスと装飾格子からなる採光窓があり、ホール全体を色と光の幻想的な空間に仕立て上げています。
・オリエンタル・サロン
アールヌーヴォーと、東洋の様式が見事に調和した興味深い部屋。おもにチェスやカードなどのゲームを楽しむための空間として造られました。