学習院大卒のスーパーラグビー プレーヤー。江見翔太の進化は続く。

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ハリケーンズ戦での江見翔太。思い切りよく走った。(撮影/松本かおり)

 3月4日にシンガポールで開催されるスーパーラグビーの今季第2戦、キングズとの一戦に向けての準備を進めるサンウルブズ。2月28日には東京・辰巳で午前、午後とトレーニングを重ね、チームは今季初勝利に向けてコンビネーションを確認したり、防御に焦点を当てる練習を繰り返した。

 ハリケーンズに17-83と大敗した開幕戦は、もともとコンディションが整わぬ選手が多い中、さらに数人の怪我人を増やす結果も残った。そのうちの一人がFBのリアン・フィルヨーン。深刻なダメージではないが、この日発表されたシンガポール遠征のメンバーからは外れた。

 そんな背景もあり、オールメンでのコンビネーション時にFBに入ったのは、ハリケーンズ戦でも途中から最後尾に立った江見翔太だった。シンガポール遠征のメンバーには急遽、宗像サニックスのジェイミー・ジェリー・タウランギも加えられたが、チーム戦術の理解度を考えたなら、サントリーの2冠に貢献したストロングランナーが今季第2戦で15番を背負う可能性は高い。

 学習院大学からサンゴリアスに加入して3年。今季初めてサンウルブズに招集された江見は、182㎝、95㎏という立派な体格を活かした強気の走りが持ち味だ。ハリケーンズ戦でも、ボールを手に持てば積極的に前に出た。何度か好走を見せた。

「高校、大学とFBをやってはいましたが、サントリーに入ってからはほとんどが11番でのプレーです。でも最初のポジショニングこそ違いますが、(ボールが)動き出せばバックスリーはあまり(背番号は)関係ない。もしFBで試合に出るチャンスがあれば、自分の強みのボールキャリーの部分をしっかりアピールしたいですね」

 そう話す表情には、これまでに経験したことのないレベルでプレーできる喜びが浮かんでいた。

 初めてのスーパーラグビー出場は後半最初からだった。昨季王者との40分で感じたのは、「上には上がいる」の感覚だった。

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