ブルズ戦がサンウルブズでのデビューとなるFB松島。コンディションも良く、キレ味鋭い走りを見せてくれそうだ(撮影:出村謙知)
4月8日、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズは今季国内2試合目となるブルズ戦を迎えます。
すでにメンバーも発表されました。
15人の先発メンバー中10人が今季スーパーラグビーでデビューした選手で占められるなど、ブルズ戦でもフィロ・ティアティア ヘッドコーチを中心とするコーチングスタッフが進める若手に経験を積ませる方向性が維持されています。
本当に楽しみなメンバーが揃ったと思っています。
復帰するSH田中史朗、サンウルブズでのデビュー戦となるFB松島幸太朗といった既にジャパンでも主力になっている選手たちが若いチームをどう引っ張っていくのか。あるいは、徳永祥尭、松島周平の日本人FL陣がパワフルなブルズFWにどう立ち向かっていくのか。
サイズには恵まれない日本人でも南アフリカを倒せるというところを日本のファンの前で証明してほしい。日本の子どもたちに希望や夢を与えられるような試合にしてもらいたい。いや、そうしなければいけない。
私自身、2014年の年末にスーパーラグビー参入の話を正式に聞いた時、「2019年のワールドカップで日本代表が結果を出すためにはこれしかない」と思いました。
“ティアー2”と呼ばれる第2勢力である以上、アジアラグビーチャンピオンシップを除けば、年間6試合程度しかテストマッチを組むことができず、代表強化という意味では限界があるのが実情でした。
正直言えば、その時点でのSANZAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア3協会のジョイントベンチャー。現在はアルゼンチン協会も加わり、SANZAARに)の日本代表に対する評価も「州代表レベル」というものでしたし、そういう現状がある以上、年間10数試合、テストマッチに近いレベルの試合を経験できるスーパーラグビーこそ、2019年のワールドカップに向けての日本代表強化に直結するものだと直感したのです。