オーストリアの首都ウィーンは音楽や芸術で溢れる街。かつてヨーロッパで強大な権力を誇ったハプスブルク家が暮らした帝都ウィーンは、現在も宮廷文化の名残を感じる優雅な雰囲気です。
ユネスコの世界遺産に登録されているウィーン歴史地区の中心部にあるシュテファン大聖堂は、ひと際高い尖塔を持つ教会でウィーンの象徴的存在。
今回はウィーンの歴史を現在に伝えるシュテファン大聖堂をご紹介します。ウィーン歴史地区はリング(Ringstraße)と呼ばれる環状道路にぐるりと囲まれたエリア。かつての強靭な要塞は近代化と共に取り壊され、同じ場所に道路が建設されました。
この場所にはハプスブルク家の居城ホーフブルク宮殿(Hofburg)やオペラ座、世界一美しいと呼ばれる国立図書館など見どころが多くあります。
ヨーロッパ有数の美しさを誇るウィーン街並みは見事なものです。
12世紀に建設が始まり何度も改築が繰り返された聖堂は、様々なウィーンの建築様式を見る事ができます。大部分は14~15世紀のゴシック様式のもの。第二次世界大戦時に直接的な被害を免れ、最も古い部分は13世紀に作られた正面ロマネスク様式の門です。