つい飲みすぎてしまい、翌朝記憶がない…どうやって家に帰ってきた?という経験をされた人は少なくはないと思います。
なぜ、お酒を飲むと記憶がなくなったり、眠くなったりするのでしょうか?
今回は、酔いのメカニズムや血中アルコール濃度による変化、気になるお酒に関する疑問などを医師に解説していただきました。
お酒を飲んで酔うメカニズム
1. アルコールは胃と小腸で取り込まれ、血液中に入ります。
2. 胃腸からの血液は肝臓を通り、一部は分解され、残りは全身に運ばれ、その後も肝臓を通るたびに一部が分解されます。
3. 脳にアルコールが到達すると、脳細胞に作用し、酔いをもたらします。
お酒の種類、胃腸の状態などにもよりますが、お酒を飲んでから脳に到達するまでには30分から1時間程度を要します。