お酒の疑問!飲むと記憶がなくなるのはなぜ?酔いレベル別に症状を解説 (3/4ページ)
血中アルコール濃度が0.05%以上
大脳皮質の働きがさらに低下し、理性よりも本能や感情が強く働くようになります。
血中アルコール濃度が0.1%以上
酩酊が始まり、怒りっぽくなったり感情の制御が難しくなります。
血中アルコール濃度が0.15%以上
強い酩酊となり、小脳や大脳辺縁系まで麻痺し(細胞がうまく働かなくなり)、まっすぐ歩けなくなります。
血中アルコール濃度が0.3%以上
泥酔状態となり、海馬が働かなくなるため記憶が行われなくなります。
血中アルコール濃度が0.4%以上
生命機能を維持するための延髄も含めて麻痺し、呼吸が止まることもあります。
もちろん立って歩くことはできず、酔いつぶれて昏睡する状態です。
気になるお酒の疑問
Q1.なぜお酒を飲むと眠くなるのか?
意識をクリアに保つのに必要な脳の活動が麻痺するからです。
Q2.なぜお酒を飲むと記憶がなくなるのか?
記憶をつかさどる海馬の細胞が麻痺する(うまく働けなくなる)からです。