安倍自民総崩れ 高笑い小池新党がのみ込む前原民進党

| 週刊実話

 加計学園問題などで支持率が急落したが、内閣改造でかろうじて息を吹き返したかのように見える安倍政権。しかし、自民党ベテラン議員は「“ポスト安倍”争いは激しくなるばかりだ。10月の衆院トリプル補選の結果次第では党内が総崩れになりかねない」と、危機感を募らせる。その元凶の一つが、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の激しい対立だ。

 8月29日早朝、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過したことを受け、菅氏は臨時記者会見を行った。しかし、「会見場はかなりの緊迫感に覆われていたが、菅さんは何だか余裕の表情だった」(全国紙政治部記者)という。その理由を、自民党関係者はこう見立てる。
 「27日の茨城県知事選の結果ですよ。自公推薦で新人の大井川和彦氏が、現職で7選を目指した橋本昌氏に約7万票の差をつけて当選しましたが、あれは事実上、菅さんが陣頭指揮を執っていた。あまり感情を表に出さない菅さんですが、大井川氏の勝利でかなりご機嫌だったと聞いている」

 大井川氏は地元茨城出身で東大法学部卒業後、通産省(当時)に入省。経産省を退職後、マイクロソフトアジアを経て、IT関連企業トップ「ドワンゴ」の役員となった。その大井川氏の擁立を、自民党茨城県連会長の梶山弘志地方創生担当相と二人三脚で練りに練って決めたと言われる菅氏は、茨城に岸田文雄政調会長、小泉進次郎筆頭副幹事長などを送り込むと同時に、様々な工作を仕込んだとされる。
 「建設、厚労、電機関係などの職域に強い影響力を持つ族議員30人前後を送り込み、それぞれの業界を徹底して大井川氏支持になびかせたと聞いています。また、東京都議選でねじれた公明党に対しては人脈をフル稼働して支持を取りつけ、山口那津男代表、石井啓一国交相らも応援に入ったことで、創価学会票もほぼ大井川氏に流れることになったのです」(地元記者)

 しかも、一部報道では自民党系列の県議らに6000万円からの現金がバラまかれたなどというキナ臭い話も飛び出す始末。なぜここまで菅氏は茨城県知事選にこだわったのか。自民党ベテラン議員の話。
 「一つはもちろん、内閣改造直後の大きな選挙だったこと。安倍内閣の支持率回復のアピールには絶好のチャンスで、勝てば10月の補選に向け勢いをつけられる。

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