仕事がうまくいかない、家族との関係がギクシャクしている、何かと他人と自分を比べては「自分はなんて不幸なんだ」と嘆いてしまう。
日々の生活でためたイライラや不満を解消できず、心がふさぎがちになっていませんか。
そんな人に実践してほしいのが、ウォーキングと瞑想を組み合わせた「歩行禅」というメソッドです。
前向きになり、それまで悩んだり苦しんでいた状況をプラスに捉えられるようになるという歩行禅。その中身はどのようなものなのでしょうか。
このメソッドを提唱するのは、慈眼寺住職の塩沼亮潤さん。「1日48キロメートルの山道を1000日間歩き続ける」という過酷さから、1300年間でわずか1人しか成功したことのなかった修行「大峯千日回峰行」の、2人目の達成者となったお坊さんです。
では塩沼さんは、どのような経緯で「歩行禅」を思いついたのでしょうか。きっかけとなったのが、彼自身、会議のメンバーとして参加した、2016年のG1サミットでした。
サミット開催にあたり、主催者から「参加者向けのアクティビティを何か考えてほしい」と頼まれた塩沼さん。サミットの会場が沖縄だったことも手伝い、「大自然のなかで頭と心と身体がリフレッシュできるようなものがいいのでは」と思い立ち、「ネイチャー・ウォーク」なるものを提案します。
ちなみに、そのとき実施されたネイチャー・ウォークとは、以下のようなものでした。