男の子の赤ちゃんの性器に水ぶくれができる「傍外尿道口嚢胞(ぼうがいにょうどうこうのうほう)」という疾患があります。
珍しい症状ではありますが、発見した場合には、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
今回は、「傍外尿道口嚢胞」の原因・症状・治療法などを医師に解説していただきました。
傍外尿道口嚢胞とは
男性の陰茎の先、尿が出る出口の片側もしくは両側に、米粒から1㎝程度の水ぶくれができる状態です。
風船のような形で、中身は水分(尿ではない)であり、ペンライトで照らすと光が透けることで、中が水分だと分かります。
生まれつき、男の赤ちゃんの1,000人に6人程度に見られるとされています。
傍外尿道口嚢胞の原因
生まれつきそういった構造がある場合(先天奇形の一種)と、ケガ・感染・炎症を起こしてその名残としてできる場合があります。