10月22日に投開票が行われる衆議院総選挙は、テレビ局にとっても一大イベントだ。もっとも、こちらは有権者の票ではなく、視聴率獲得でしのぎを削る。
「一人勝ちのNHKは別として、民放各局は選挙が行われる日曜日にどんな選挙特番を編成するか頭を悩ませている。どこも民放トップの座を狙っているんです」(民放編成幹部)
そんな状況下、局を二分するほど揉めているのがテレビ朝日という。『報道ステーション』制作で仕切る選挙特番で動いていたが…。
「富川悠太アナだけで視聴率が取れるのか、という疑問の声が上層部に出ているんです。そんな富川アナをサポートする案で名前が挙がったのがフリーアナの羽鳥慎一。彼がMCの『モーニングショー』は民放番組で視聴率トップ。お茶の間の知名度、注目度、人気度はアナウンサーの中で№1と言ってもいい。彼が富川アナと並べば、それだけで番組視聴率は最低でも3%はアップするはずだ」(大手広告代理店系シンクタンク)
ところが、『報ステ』を制作する報道局サイドから完全NGが出たという。
「“ワイドショーの羽鳥に局の看板を汚されたくない”と言うんです。まあ、それは表向きのこと。『報ステ』はMCが代わるごとに制作スタッフが総入れ替えになる。羽鳥が一度でも『報ステ』に関与すれば、いずれは彼がメーンMCに抜擢される可能性が浮上する。そうなれば、またスタッフが入れ替えになる。要は、新旧スタッフ陣の対立ですよ」(事情通)
他局の体制はどうか。まずはテレビ東京。
「恒例となった『池上彰の総選挙ライブ』を放送する。“民放トップ奪取”と鼻息も荒い」(制作会社幹部)
続いて、日本テレビとTBS。
「日テレは『世界の果てまでイッテQ!』、『行列のできる法律相談所』を休止して『news every.』と『NEWS ZERO』を合体させた選挙特番を立ち上げる。司会は小山慶一郎と櫻井翔です。TBSはドラマ『陸王』を休止し『NEWS23』をメーンに特番を編成する」(制作関係者)
驚くのはフジテレビだ。
「ボクシング中継を放映予定なんです。22日に行われるWBA世界ミドル級1位・村田諒太と同級王者・アッサン・エンダムの再タイトルマッチを生中継する。選挙はL字速報で対応するそうです」(他局編成マン)
視聴率の結果は見えた?
テレビ各局で起きた選挙特番の報道vs情報系バトル舞台裏
2017.10.21 16:00
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