教会の前に捨てられた犬は一晩中飼い主が戻ってくるのを待っていた。

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教会の前に捨てられた犬は一晩中飼い主が戻ってくるのを待っていた。


 12月半ばのある夜のこと。10歳になるゴールデン・レトリーバーが、カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡チノの、とある宗教施設の庭に置き去りにされた。

 飼い主がなぜこの宗教施設を選んだのかは分からない。飼い主に信仰心があったのかどうかもわからないが、身勝手にも犬の運命を神頼みにしてしまったようだ。

 犬に捨てられたという意識はない。置き去りにされる理由なんてわからない。とにかく犬は飼い主を待ち続けた。しかし、一晩経っても、飼い主は戻ってこなかった。

 犬はボロボロの状態で弱り果てて歩くこともできず、とにかくそこにじっとしているしかなかったのだ。

・翌朝、施設の前にいたボロボロの犬を職員が発見

 翌朝、出勤してきた施設の職員が、後にチノと呼ばれることになるその犬を発見した。

 チノが助けを必要としていることは誰の目にも明らかであった。何年間もネグレクトを受けてきたために毛皮はボロボロで、ノミと疥癬に苦しめられていた。眼は濁り、目やにでいっぱいで、視力を失っているように見受けられた。

 また、チノはまともに歩くこともできなかった。
 栄養失調のためであった。
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