「自己管理能力」という言葉があります。字面上は「自己」を「管理する能力」ですね。これは、自分の「何を」管理する力なのでしょう。また、自己管理能力を高めるにはどんなことをすればよいのでしょうか。今回は「自己管理能力」についてご紹介します。
自己管理能力は、一般的に「自分をどう律し、管理し、コントロールするかという能力」だとされています。例えば「明日早起きするために、夜はテレビを見るのをやめて寝よう」という具合です。具体的には、以下のようなことを管理・コントロールします。
●健康管理・体調管理現時あの体調や健康は必ずしも自己管理能力と相関関係があるわけではありませんが、たとえば、自己管理能力が高い人なら自分を律して間食を控え、食事もほどほどにし、適度な運動をするので「健康体を手に入れられる」ということになります。
これ以外にも、たばこやお酒をやめられない、ストレスをうまく発散できないといったことも、健康管理・体調管理に含まれています。自分を律し、コントロールすることで健康・体調を維持し、仕事で高いパフォーマンスを発揮するのです。
●時間管理遅刻が多い、よく寝坊するなど、時間にルーズな人がいます。このような人は「自分の時間の管理ができない」、つまり「自己管理能力が低い」と考えられます。以下のような特徴に当てはまる人は、時間管理が苦手だといえます。
・つい夜更かししてしまう
・朝、なかなか起きられない
・待ち合わせに遅れることが多い
・ついだらだらと残業してしまう
・納期はいつもギリギリか少しオーバーしてしまう
・時間についてあまり意識していない
時間管理ができている人は、単に決められた時間を守るだけではなく、その時間の中でどれだけ効率よく動けるか、そのためにはどうすべきかを考えています。