北総鉄道『印西牧の原駅』から東へ1.5㎞ほど離れた、のどかな集落――。千葉県印西市の木造プレハブ平屋建て住宅から火の手が上がったのは、2月17日夕方のことだった。
全焼跡からは、この家で一人暮らしをしていた海老原よし子さん(55)が遺体となって発見され、翌日昼には、約200㎞離れた静岡県富士宮市内の道の駅の駐車場で、16歳〜20歳の男女4人の身柄を確保。千葉県警により19日、殺人と現住建造物等放火の容疑で逮捕された。
「火災が発生したのは17時すぎで、住宅は瞬く間に燃え尽きた。灯油の臭いが立ちこめる焼け跡から発見された海老原さんは全身が焼けただれ、性別が分からないほどの状態でした。18日に行われた司法解剖の結果、肺にススが溜まっていたことから、死因は焼死と断定されている。容疑者らの自供などから、おそらく暴行を受けた後、火が回るまでは、海老原さんの息はあったのではないか。海老原さんは足が不自由だったと聞いているだけに、まったく許し難い凶行だ」(捜査関係者)
事件発生直後から、県警では150人体制で捜査を開始した。容疑者の1人が「(女性を)ボコボコにして家に火をつけた」と友人にかけた電話内容や近隣住民からの情報を得て、4人が使用していたグレーの軽ワゴン車のナンバーからNシステムにより追尾、確保に至ったという。
逮捕された4人は、菅野弥久容疑者(自称住所不定)、金崎大雅容疑者(印西市)、仲内隼矢容疑者(東京都墨田区)の20歳3人と、16歳の少女(都内)だ。
「友人らの話によれば、菅野容疑者は、千葉の高校を中退後、アルバイト先で出会った金崎容疑者と交際を始め、両親との喧嘩で家出をしている。昨年には金崎容疑者がアルバイトで茨城へ出向いたあとを追って一緒に住むようになったという。その後、働いていたアルバイト先で海老原さんと知り合い、時折、海老原さんの家へ泊まりに行くようになった。一時は同居状態にあったといいます」(全国紙社会部記者)
海老原さん宅から車で10分ほどの場所にある金崎容疑者の実家に住む祖父は、こう話す。
「(金崎容疑者は)あちこちでアルバイトをしていた。悪い友達なんかが夜中の2時、3時によく来ていた。気の弱い子で、ついつい人について行ってしまう。
千葉放火殺人 家出男女4人グループただれた関係
2018.03.08 16:00
|
週刊実話
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
地域産品は「物語」で価格競争を抜け出せるか、500件超の商談から見えた地方ECの課題
TREND NEWS CASTER
2
スマホ時代に見直される「眼鏡の選び方」、度数だけでは解消できない目の負担とは
TREND NEWS CASTER
3
人的資本開示、進んだはずが現場は「手作業」 上場企業の7割が直面する意外な壁
TREND NEWS CASTER
4
資材高と職人不足で揺れる住宅市場、地場工務店は生き残れるか
TREND NEWS CASTER
5
年間56万トンのアパレル廃棄と女性の副業ニーズをつなぐ、「Re:che」が挑む循環型ビジネスの持続性
TREND NEWS CASTER
6
猛暑でもファン付き作業服が使えない…「防爆エリア」の知られざる熱中症リスク
TREND NEWS CASTER
7
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
8
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER
9
なぜビル清掃予算は「30〜55%」も消えるのか?多重下請け構造の限界 ――多重構造の無駄を省いた「科学的清掃」の勝算
TREND NEWS CASTER
10
「受診者が最大3倍に」150円の自己負担でも断る人が皆無だった理由 ――がん検診の「心理的ハードル」を下げる環境整備
TREND NEWS CASTER