image credit:youtube
歴史を学べば、かつて危険な疫病が大流行し、大勢の人々が命を落としてきたことが分かるだろう。
そして同じことが今後10年内に十分起こりうるという。
先日、マサチューセッツ・メディカル・ソサイエティなどが主催した疫病に関するディスカッションで、ビル・ゲイツ氏は「我々は準備ができていない」と語った。
・懸念すべき疫病パンデミック
ゲイツ氏は楽観主義者を自認する人物だ。この日、聴衆に対して、人類が世界中の子供達を貧困から救い出しつつあり、ポリオやマラリアのようは病気の根絶にも進展が見られることを説明した。
その上で「進展が見られない分野もあります。それが病気の大流行に対する備えです」と語る。そうした病気が登場する可能性は高まり続けているようなのだ。
・致死率を高めた病原菌の恐怖
世界人口が増加し、人類が自然の奥へとますます入り込む傍で、新しい病原菌が常に登場してきている。また、個人や小グループですら、病原菌を兵器化することがますます容易になりつつあり、それは山火事のように世界に広まる恐れがある。
ゲイツ氏によれば、小規模の非国家主体ですら、より致死率を高めた天然痘を作ることができるという。
しかもこの相互につながりあった今の世界においては、人々は飛行機に乗り、都市から都市、国から国、大陸から大陸へとものの数時間で移動することができる。